コロナ対策 茨城県に要望 共産党県委員会

日本共産党茨城県委員会は3月23日、学童保育でのPCR検査や保健所体制など、コロナ対策の徹底を求める申し入れを大井川和彦知事に行いました。
山中たい子県議、江尻加那県議、上野高志委員長が参加しました。

要望事項は、1月から3月までのコロナによる県内の死者は、第5波に比べ約3倍と指摘。
ワクチン接種の遅れや不十分な検査体制が感染拡大を招いたとし、▽1日1万7千件を超える規模へのPCR検査能力の拡充▽3回目ワクチンの早急な接種▽国の「事業復活支援金」への県独自の上乗せ─など19項目。

山中氏は、「学校や保育所、学童保育で定期的な検査を行う体制を」、江尻氏は、「陽性者に占めるワクチン接種率など、必要な情報提示を」と求めました。

県感染症対策課の担当者は、小学校での検査用の10万件分を購入して、市町村に配布したと説明。検査拡充、陽性者の同居家族に限定した濃厚接触者の追跡も、状況をみて拡大したいと答えました。

(「しんぶん赤旗」2022年4月2日付より転載)

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