たたかい広げ改憲阻止 茨城県共産党後援会が総会 大内くみ子氏 「党大きく」

茨城県日本共産党後援会は2月8日、水戸市内で総会を開き、航空自衛隊百里基地での日米共同訓練の中止、参院選での党躍進など、2022年度の活動方針を決めました。

田中重博県後援会長(茨城大学名誉教授)は、岸田文雄政権による9条改憲を阻止し、憲法を暮らし・福祉・平和外交に生かすたたかいが重要になると指摘。
「総選挙の教訓をふまえ、参院選と県議選での共産党と野党勢力の勝利へ頑張ろう」と呼びかけました。

大内くみ子県副委員長(参院選挙区予定候補)は、共産党が戦前に命がけで戦争に反対し、女性参政権の獲得を求めてきた歴史に触れ、「私たちのたたかいは歴史をつくっている。党創立100周年の今年、さらに大きな共産党をつくろう」と力説しました。

「千代子の生涯から何を学ぶか」と題して、「漫画 伊藤千代子の青春」の著者、ワタナベ・コウさんが講演。
19世紀のロシア文学で民衆の貧困に触れたことで革命運動に身を投じた千代子の背景などを紹介し、「千代子と共産党の不屈のたたかいは日本国憲法に結実している。参院選で改憲勢力の3分の2を阻止するたたかいを皆さんと広げたい」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2022年2月9日付より転載)

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