おかしい報道 声をあげよう 母親大会開かれる 茨城

第55回茨城県母親大会が6月28日、ひたちなか市内で開かれ、県内各地から850人が集いました。
茨城県母親大会実行委員会(海老沢栄子実行委員長)の主催。
15の分科会や講座で、参加者が活発に意見交換しました。

運動を交流し合う茨城県母親大会の全体会=6月28日、ひたちなか市

運動を交流し合う茨城県母親大会の全体会=6月28日、ひたちなか市


「今、マスコミ・メディアがおかしい?」の分科会では、NHKニュースの報道姿勢に批判が出され、「メディアにいろいろな方法で、声をあげていこう」などの申し合わせを確認しました。
午後の全体会では、県内各地の団体が戦争法案の廃案や東海第2原発の再稼働反対・廃炉などをアピールしました。
記念講演したNPO法人「子どもとメディア」代表理事の清川輝基さんは、テレビゲームやスマートフォンなどの長時間使用で、視力や体力の低下、成績の低下、生活リズムの乱れなど、子どもたちの心身がむしばまれている実態を指摘。
自己肯定感や将来への希望を持っている子どもの割合が、他国に比べて低いことも紹介し、「電子映像メディアが子どもたちや日本そのものを壊している」と真剣な対応を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年7月3日付より転載)

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