各地で原発ゼロの声 「東海第2原発は廃炉しかない」 茨城
老朽化して危険な東海第2原発(茨城県東海村)の再稼動に執念を燃やす日本原電の茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前に11月9日夕方、約50人が集まり、同原発の廃炉や「原発ゼロ」社会をアピールしました。
この場所での行動は15回目。
参加者らは交代でマイクを握り、「事故が起きても避難計画など立てようもない東海第2原発は廃炉にするしかない」「東海第2の再稼働は世界に恥をさらすだけだ」「東海村議会の意見聴取会に動員されて原発推進を主張する原電職員は真剣にモノを考えているのか」などと批判。
打楽器や鍋のふたなどを打ち鳴らし、「東海第2、絶対廃炉」「さよなら原発、大飯をとめろ。大間もやめろ」「橋本(昌・茨城県)知事は廃炉を決めろ」などの唱和を響かせました。
日本共産党の田谷武夫衆院茨城1区予定候補(党県委員長)も、「原発ゼロに力を合わせていこう」と訴え、参加者を激励しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年11月11日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。)