命守る茨城県政に 知事選9月5日投票 田中しげひろ候補訴え 塩川鉄也氏ら応援
投票日が9月5日に迫った茨城県知事選で、「いのち輝くいばらきの会」の元茨城大学副学長、田中しげひろ候補=無所属新、日本共産党推薦・緑の党支持=は3日、つくばみらい市とつくば市で「何よりも県民の命を守る」と訴えました。
つくば市では、日本共産党の塩川鉄也衆院議員と山中たい子県議らが応援。
田中候補は、現職知事が減らした保健所の復活と保健師の増員、医療機関への減収補填などを掲げ、「万全のコロナ対策を施す」と強調。
高校卒業までの医療費と学校給食の完全無償化、減らし続けた農業予算の大幅増について、「全国8位の財政力と税金の無駄遣いをなくせば実現可能だ」と力を込めました。
東海第2原発(東海村)の再稼働について、「明確にノーと言えない知事を続けさせていいのか」と問いかけ、「再稼働に反対し廃炉にするとお約束する」と訴えました。
塩川氏は、「今行うべきは医療体制の拡充とPCR検査の大規模実施だ。『国はコロナ対策に全力を挙げよ』の声を田中候補に寄せてほしい」と訴え、「茨城一新会」(小沢一郎後援会)の畑静枝さんが「茨城から政治を変えよう。田中候補を押し上げてほしい」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2021年9月4日付より転載)