原発なき茨城めざす 田中しげひろ候補が訴え 茨城県知事選告示 9月5日投票

茨城県知事選が8月19日告示(9月5日投開票)され、「いのち輝くいばらきの会」が擁立した元茨城大学副学長の田中重博氏=無所属新、日本共産党推薦=が水戸市内で第一声を上げました。
2期目をめざす現職の大井川和彦氏=無所属、自民・公明・国民民主推薦=との一騎打ちです。

田中候補は、県の福祉費や医師数が全国最下位レベルに落ち込む一方、常陸那珂港開発などの大型公共事業に多額の税金を注ぎ込んでいると批判し、「県民に冷たい県政を継続させるわけにはいかない」と力説。
自身が地方財政の研究に関わってきたことから、「命と暮らしを守る本来の自治体に戻す」と述べ、▽全ての県民への無料のPCR検査とワクチンの迅速接種▽医療機関への減収補てん▽ジェンダー平等の推進―などの公約を掲げ、日本原子力発電東海第2原発(東海村)について、「再稼働ストップは待ったなしだ」と廃炉を呼びかけました。

日本共産党の塩川鉄也衆院議員と二見伸明元公明党副委員長らが駆け付け、塩川氏は「東海第2原発再稼働反対の審判をきっぱり下そう」、二見氏は「“もうけ”を掲げる新自由主義の県政を転換しよう」と田中候補の勝利を訴えました。

(「しんぶん赤旗」2021年8月20日付より転載)

茨城県知事選挙に物心両面のご支援をお願いします

日本共産党茨城県委員会

「いのち輝くいばらきの会」が擁立した県知事候補・田中しげひろ氏を日本共産党は推薦してたたかいます。自民・公明・国民が推薦する現職知事との一騎打ちです。立憲民主党は自主投票です。

重大争点は東海第2原発(東海村)の再稼働を許すかどうかです。日本原電は2022年12月完了をめどに再稼働工事を進めていますが、田中候補は運転開始から42年経過した首都圏唯一の原発の廃炉を明確に掲げています。
また、大型公共事業を優先し、保健所を削減してきた県政の継続を許すのか、田中知事の誕生で、福祉・くらし最優先の県政に切り替えるのかが大きく問われます。

同日投票でたたかわれる東海村長選挙(いぬいやすよ氏を支援)とあわせて、県民に希望ある県政に変えるために全力をあげます。
市民と野党の共闘を前進させ、直後にたたかわれる総選挙での勝利・躍進につなげるためにも力をつくす決意です。物心両面でのご支援をよろしくお願いいたします。

  • 茨城県のお知り合いに支持をよびかけてください。
  • 選挙戦を資金の面で支えるための募金にご協力ください。

◆募金の受け入れ口座は下記の通りです。
【郵便口座】00320-4-30863
【加入者名】日本共産党茨城県委員会

通信欄に「知事選募金」と明記し、氏名、職業をご記入ください。

・連絡先
電話 029(353)8290
ファクス 029(291)6935
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