水道料金大幅値上げ 条例可決 共産党は反対 茨城県南水道企業団議会

茨城県龍ケ崎市、牛久市、取手市と利根町で構成する茨城県南水道企業団(企業長・藤井信吾取手市長)の企業団議会が7月16日に開かれ、来年度に水道料金を大幅値上げする「改正」条例案を賛成多数で可決しました。

コロナ禍で疲弊する市民生活をさらに圧迫する大幅値上げだとして、北島登議員(日本共産党牛久市議)と伊藤悦子議員(党龍ケ崎市議)が反対しました。

条例案は来年度、水道料金の現行平均23%を値上げするもの。
値上げに反対する3市1町の住民9,560人分の請願署名が提出されていましたが、可決を強行しました。

北島議員は条例案への反対討論で、大幅値上げについて市民への説明が極めて少ないとし、「市民生活に影響を及ぼす値上げに反対する」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2021年7月21日付より転載)

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