共産党の校則アンケート “ジワる” 加川裕美牛久市議が15秒動画作成 茨城

日本共産党が取り組んでいる「校則アンケート」。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を活用して、中学・高校生に協力を呼びかけている党議員がいます。

動画を作成したのは、コピーライターの経験がある茨城県牛久市の加川裕美市議。どうしたら生徒の声を集められるか中2の娘にアドバイスを求めたところ、「TikTok」での拡散を提案されました。

「娘に聞くと“スピード感”が大事ということで、15秒の動画を作成。『ペンギンJK』というキャラクターを描いて、最後に娘の声をのせて協力を呼びかけています」。

動画では、通学時のヘルメットをしたり、地毛証明書を手に取る「ペンギンJK」が登場。「あなたの声を聞かせてください」と呼びかけています。

加川市議は、「完成した動画を娘に見せると、『バズらない(爆発的に拡散されて多くの人の注目を得るわけではない)けどジワる(じわじわ笑いがこみ上げる)』と話していた」と語ります。

市内のある学校では、スクールバスなどの車内や芋掘りの際にもヘルメットの着用が一律に求められていたことがありました。加川市議は子どもの権利を守る観点から、「多くの人に協力してほしい」と話しています。

(「しんぶん赤旗」2021年5月26日付より転載)

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