集団的自衛権 解釈で行うな 茨城・つくば市議会が意見書
茨城県つくば市議会は6月26日、「集団的自衛権の行使を憲法の解釈変更で行わないことを求める意見書」を共産、ネット、民主、公明、無所属の賛成19人、自民、無所属の反対8の賛成多数で可決しました。
提出者は市民ネット議員。
賛成討論に立った共産党の田中サトエ市議は、「つくば市民の共通の願いは二度と戦争犠牲者を出さないこと。子ども、孫たちに揺るがぬ平和な社会を手渡すのが、おとなの責任」だと述べました。
意見書は、解釈改憲について「国民や同盟国、近隣諸国、国際社会への影響を含め、深く慎重な議論が必要」だと指摘。
「憲法解釈変更による集団的自衛権行使は、立憲主義の立場から容認しないよう」求めています。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年7月2日付より転載)