「親切でありがたい」 学生らへ食料・日用品支援 茨城・土浦

コロナ禍で生活に困る学生やひとり親世帯を支援しようと、茨城県土浦市で3月6日、食料・日用品の無料配布会が開かれました。
主催は土浦母親大会連絡会などでつくる「コロナに負けるな!つちうら食料支援プロジェクト」。

生協や産直ネットワークから寄付された米や缶詰、野菜類の食料品に加え、洗剤などの日用品を約50人に配布しました。

土浦市での食料支援は2回目。事前に公営住宅を中心に案内ビラを配布したほか、保育所などを回り、参加を呼びかけました。

筑波大学大学院に通う中国人留学生(1年)は、「コロナ禍でアルバイトも怖くてできないでいる。日々の食費を削るのが大変。配布会の皆さんがとても親切なのでありがたい」と話しました。

前回の配布会で支援を受けた、つくば国際大学4年の女子学生が今回からスタッフとして参加。「もらった分は還元したいと思って運営に参加しました。喜ぶ顔を見ることができてうれしかったです」と笑みを浮かべました。

つちうら食料支援プロジェクト事務局の長坂法子さんは、「取り組みを通じて切実な声も出てきた。私たちの気持ちも伝わってよかった」と振り返りました。

(「しんぶん赤旗」2021年3月7日付より転載)

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