原発ゼロへ思いアピール 水戸駅前でつどい

水戸市のJR水戸駅南口で3月11日、「3・11のつどい」が開かれ、約30人の参加者が発災当時を振り返って東日本大震災の犠牲者を追悼し、原発ゼロをアピールしました。主催は「茨城革新懇3・11のつどい実行委員会」。

田中重博・茨城大学名誉教授は、「暮らしや生業の再建は十分に進んでおらず、復興は道半ばだ」と指摘。
「人間の復興に背を向ける菅義偉政権をかえ、野党連合政権の実現で希望が持てる政治にしよう」と呼びかけました。

日本共産党の大内くみ子副委員長(衆院北関東比例予定候補)は、東海第2原発(東海村)について、「あと津波が70センチメートル高ければ福島と同じ状況だった。原発推進の自民党政治をかえ、原発ゼロの日本をつくるために共に頑張りたい」と訴えました。

参加者は、「原発も女性差別もない日本にしたい」(県新婦人)、「被災者支援とコロナ対策の充実へもっと声を上げ続ける」(茨城労連)、「震災やコロナ禍から商売を守る政治に」(茨商連)などと訴えました。

(「しんぶん赤旗」2021年3月13日付より転載)

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