総選挙で政権交代を 紙智子氏、塩川鉄也氏、大内くみ子氏ら訴え 埼玉
日本共産党の紙智子参院議員、塩川鉄也衆院議員(北関東比例予定候補)、大内くみ子党茨城県副委員長(衆院北関東比例・茨城4区重複予定候補)、田村つとむ氏(衆院埼玉14区予定候補)は11月14日、埼玉県越谷市のJR南越谷駅前で「総選挙で政権交代実現を」と訴えました。
紙氏は、コロナ感染が勢いを増す中でも菅首相が全国一律の「Go To」キャンペーンを進めていることを批判し、必要なのは「検査・保護・追跡」という感染症対策の基本の抜本的強化と、事業・雇用への直接支援だと強調。
日本学術会議への人事介入問題では、国会論戦で菅首相の言い分は完全に破たんし、支離滅裂になっていると指摘しました。
また紙氏は、成立が狙われている種苗法改定案について「海外への不正流出を口実に農家の自主採取を禁止し、営農を脅かすものだ」と批判しました。
国会対策委員長代理でもある塩川氏は、共産党が一貫して主張してきた消費税減税を求める声が野党の間で広がっていること、野党議員から「桜を見る会も学術会議任命問題も『赤旗』のスクープだ。すごい」と声をかけられたことを紹介しました。
大内氏が「東海第2原発廃炉へ頑張る」、田村氏が「野党共闘を広げる」と訴えました。
腰痛で清掃の仕事を10月でやめたという女性(69)は、「共産党が共闘で社会を変えていくことがわかった。格差のない社会にしてほしい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2020年11月15日付より転載)