戦争法案 廃案に “安倍政権こそ危機招く” 茨城・水戸で集会

「戦争NO!安倍政権NO!リレートーク@茨城」と銘打った集会が8月23日、水戸市のJR水戸駅南口で開かれました。
集会後、参加者らがデモ行進し、戦争法案の廃案などをアピールしました。

小林節さん(右)の講演に聞き入る人たち=8月23日、水戸市

小林節さん(右奥)の講演に聞き入る人たち=8月23日、水戸市


主催者を代表してあいさつした田中重博・茨城大学名誉教授が、戦争法案の立法化や原発再稼働、沖縄の新基地建設、TPP参加、消費税増税、労働法制の改悪などをねらう安倍政権の打倒を呼びかけました。
集会では参加者が次々とマイクを握り、「安倍政権こそが日本の“存立危機”を招いている」「東海第2原発は廃炉にしよう」「農業を破壊するTPP交渉から撤退を」「私は『戦争に行きたくない利己主義者』だ」などと訴えました。
デモ行進の先頭に立つ主催者代表の田中重博氏(左)=8月23日、水戸市

デモ行進の先頭に立つ主催者代表の田中重博氏(左)=8月23日、水戸市


デモ行進し、戦争法案廃案などを訴える参加者=8月23日、水戸市

デモ行進し、戦争法案廃案などを訴える参加者=8月23日、水戸市


憲法学者の小林節さんが講演し、「日本はアメリカと心中するわけにはいかない」と戦争法案の危険性を指摘。
「自民党は狂っている。愚策で救いようがない」などと批判し、「次の選挙で、愚かな策動を続ける彼らの息の根を止めよう」と力を込めました。
アイドルグループ「制服向上委員会」が、歌とトーク、「戦争法案廃案、安倍政権の暴走を止めよう」のコールで集会を盛り上げました。
歌やトークで「強い日本より平和な日本を」とアピールするアイドルグループ「制服向上委員会」のメンバー=8月23日、水戸市

歌やトークで「強い日本より平和な日本を」とアピールするアイドルグループ「制服向上委員会」のメンバー=8月23日、水戸市


常総市の男性(26)は、「安倍政権がやろうとしていることは、どれも国民の命と生活を脅かすものだ」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年8月25日付より転載)


☆動画(動画提供・戦争NO!安倍政権NO!茨城実行委員会)
「戦争No!安倍政権No!リレートーク@茨城」県民の声1

「戦争No!安倍政権No!リレートーク@茨城」県民の声2

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