「原発ゼロ」社会目指す 「東海第2は廃炉に」 水戸

東日本大震災から5年の3月11日、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で175回目の「原電前抗議アクション(原電前金曜行動)」が取り組まれました。
約80人の参加者は、日本原電に提出する東海第2原発の廃炉を求める決議文を採択し、リレートークや詩の朗読、歌などで原発ゼロ社会の実現をアピールしました。

「フクシマ返せ」「東海第2原発、今すぐ廃炉」などの唱和を響かせる参加者=3月11日、水戸市

「フクシマ返せ」「東海第2原発、今すぐ廃炉」などの唱和を響かせる参加者=3月11日、水戸市


27才の男性は、居住地の常総市が水害に襲われている最中に戦争法の採決を強行した安倍政権と、それに賛成した県選出の自民党国会議員を批判しました。
原発の「安全神話」をふりまいてきた“原子力ムラ”の無責任ぶりを告発した石岡市の男性(64)は、「われわれ一人ひとりの力は小さいが、決して無力ではない」と強調。
日本共産党県委員会の大内久美子副委員長は、「福島の事故で、原発と人類は共存できないことが明らかになった。原発ゼロ社会の実現をめざして力を合わせましょう」と訴えました。
参加者は、「フクシマ返せ」「東海第2(原発)、今すぐ廃炉」などの唱和を響かせました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年3月13日付より転載)

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