水戸市民会館 補助金増額の計画見直しを 土田記代美市議
水戸市議会の9月定例会が29日に閉会し、水戸市が計画する「新・水戸市民会館」整備への支出増を含んだ一般会計補正予算を賛成多数で可決しました。
日本共産党の土田記代美市議は反対討論で、市民会館建設を進める水戸市の「市街地再開発組合」に対し、1億2060万円もの補助金を増額していると指摘。
「もともと違法性が問われる税金支出に対して、差し止めと返還を求める住民訴訟も起こっている」と述べ、計画の見直しを求めました。
また土田市議は、昨年度の一般会計をめぐり、市民会館建設の事業費を27億円も増額し、議会への報告がないまま支出されていると主張。
消費税増税や災害で市民生活が疲弊する中、上下水道料金や国保税の引き上げを強行したことに「同意できない」と表明し、一般会計の決算認定に反対しました。
(「しんぶん赤旗」2020年9月30日付より転載)