東海村長選 9月2日告示 新しい明日の東海村を 大名章文氏が会見

茨城県東海村長選(9月2日告示、7日投票)に大名章文氏(69)=無所属新=の擁立を決めた、県内の政治団体「対話でつなぐ明日(あす)へのとうかいプロジェクト」(代表・塚原千枝子氏)は8月1日、県庁内で記者会見しました。

大名氏は、30年以上にわたって法律事務所の事務局長を務め、「布川事件・桜井さん杉山さんを守る茨城の会」では事務局次長を担い、運動を進める中心で奮闘。現在でも、地元の動燃差別是正訴訟などを支援する人権活動家です。

現職の山田修村長は6月に、4期目の立候補を表明するとともに「東海第2原発の再稼働は必要」と明言。これに対し、とうかいプロジェクトは住民のくらしや福祉、環境を大事にし、「住民合意のない東海第2原発再稼働は認めない」ことを掲げてたたかうために結成されました。

大名氏は、仕事や活動を通して「苦しい立場の人々に寄り添い、力を尽くすことを信条としてきた」と述べ、 「みんなが等しく幸せになる権利を有すること」を基本に、「それぞれの立場や考えを尊重しながら、対話を続けていく中で、(住民のために)新しい明日の東海村を築いていきたい」と語りました。

大名氏の略歴
茨城大学人文学部経済学科卒業。水戸翔合同法律事務所元事務局長。現在、日本国民救援会中央常任委員、救援会県本部事務局次長、救援会水戸支部副会長。

(「しんぶん赤旗」2025年8月2日付より転載)

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