教諭「余裕が欲しかった」 新型コロナウイルスの臨時休業に 茨城

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、茨城県教育委員会は2月28日、県内公立学校の臨時休業の対応を発表。
市町村立の小中学校と義務教育学校、特別支援学校は3月6日以降を臨時休業、県立中・高校と中等教育学校は2日から臨時休業にするとしました。
高校の入学者選抜試験は予定通り実施。
県立特別支援学校については、2日から春休みに入るまでを臨時休業としました。
一部の学校ではすでに休校となっています。
つくば市は、6日から23日までを臨時休業としつつ、両親の共働きなど受け入れが必要な児童・生徒については「特別の措置」として、学校での自主学習を認める独自の対応を実施。
希望者には給食を提供するとしています。
県によると、「市町村によって休校の日程が前後するなど、対応が分かれている」とし、一律休校について、県内すべての学校に対し、文書での通知と同時に電話での理解を求めたとしています。
公立中学校に勤務する男性教諭(25)は、休校について「休業を決めてから実施するまでに時間の余裕が欲しかった」と話しています。
(「しんぶん赤旗」2020年3月3日付より転載)

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