9条壊し阻止へ団結決意 水戸市の憲法フェスティバルに1200人
水戸市の千波公園で5月3日、「いかそう憲法の力~憲法はウソも戦争も許さない~憲法フェスティバル2019」が開催されました。1200人の参加者が「日本国憲法を次の世代に引き継ぐ努力を続けよう」とのアピールを採択。安倍改憲を許さず、憲法を生かそうと決意を固め合いました。
集会では、えん罪を考える企画や3000万人署名の活動交流、沖縄のたたかいを知るテント企画などが催されました。
主催者あいさつした同実行委員会の田村武夫代表は、安倍自公政権が前回参院選以降、改憲に踏み出せなかったのは、国民運動と国会での野党共闘の力だと強調。「憲法守れの声を大きく広げよう」と呼びかけました。
「20××年~憲法が変えられた日本」と題して、日本在住で映画監督のリラン・バクレー氏が講演。「一度始まれば止められないのが戦争の実態だ」と述べたバクレー氏は、武力で解決できると思えば戦争が繰り返されると指摘。「日本は世界で一番平和づくりができる国。9条を絶対に守り、戦争する国にしてはならない」と力説しました。
参加者らは、「輝け9条」「生かそう憲法」と書かれたプラカードを一斉に掲げ、アピールしました。
(「しんぶん赤旗」2019年5月4日付より転載)