茨城県議選 予定候補駆ける 千葉氏が初議席に挑み宣伝

東海第2原発の廃炉と長時間労働の是正、学生が学びやすい社会の実現を訴える千葉予定候補=6日、日立市


11月30日告示(12月9日投票)の茨城県議選で県政に初挑戦する千葉たつお予定候補(36)=日立市区=は6日、市内で街頭宣伝を行いました。
東海村に隣接する日立市は、原発関連企業も立地する企業城下町です。千葉予定候補は、原発で過酷事故が起きれば避難は不可能と訴え、「原発の廃炉事業を拡大しながら仕事や雇用も守り、原発ゼロを実現していきたい」と強調しました。2人の子どもを育てる千葉予定候補は、目に見えない放射能の危険性を告発しながら、「子どもたちに原発ゼロの日本を残したい」と訴えています。
全学連委員長として学費値上げ反対運動に取り組んだ経験にふれ、「返す必要のない奨学金をもっと増やし、お金の心配なく学べる環境をつくりたい」と力説。学生の願い実現に奮闘する日本共産党の躍進を呼びかけました。
千葉予定候補は、「仕事が終われば帰って寝るだけ」「結婚しても子育てできるのか不安」といった働く同世代の声を紹介。「長時間労働をなくし、働く人の賃金をふやす政治を実現するため、県議会に送ってください」と訴えました。宣伝では大曽根勝正市議も共に行動しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年10月10日付より転載)

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