市民+野党で原発ゼロを 東日本大震災から7年 水戸で脱原発集会を開催

東日本大震災から7年を迎えた3月11日、水戸市のJR水戸駅南口で「福島原発事故から7年~いのちを想(おも)い未来をみつめるアクション」と銘打った集会が開かれました。脱原発を掲げる市民グループでつくる同アクション実行委員会が主催したもの。
参加者らは大震災が発生した午後2時46分に黙とう。この後、詩の朗読やリレートーク、地元バンド「ヒューマン・ファーマーズ」による演奏などが行われ、福島県から寄せられたメッセージも紹介されました。
リレートークでは「福島の原発事故は人ごとではない」、「原発事故は人災であり、どこが『安心・安全』なのか。安心して暮らせる社会をつくりたい」などの発言が続きました。
日本共産党の梅村さえこ参院比例予定候補(前衆院議員)もマイクを握り、「東海第2原発(茨城県東海村)の20年運転延長に必ずストップをかけたい」と力を込め、「原発立地県でもない埼玉県議会が原発推進の意見書を可決したのは許せない」と指弾。「草の根から脱原発の声を上げましょう」と訴えました。
集会は「環境にも未来にもやさしい社会をつくりませんか」としたアピールを採択しました。
(「しんぶん赤旗」2018年3月12日付より転載)

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