地震多発国に原発いらぬ 原電茨城事務所前で行動
老朽化しているうえに、東日本大震災で被災した茨城県東海村の東海第2原発の20年運転延長をねらう日本原電茨城事務所前(水戸市)で11月10日、253回目の「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)が取り組まれ、30人余りが参加しました。
参加者からは、東海第2原発で過酷事故が起きたら、“フクシマ”ならぬ、茨城が“イバラキ”と称されることになる。地震多発国に原発など絶対あってはならない」、「フクシマの原発事故で避難途中や避難先で息絶えた人がいたことを忘れてはならない。福島の惨状をみれば東海第2の老朽原発での再稼働は許せない」などの訴えが続きました。
「署名行動で、スーツ姿の男性が『福島の事故原因が究明されていないのに、原発をどんどん動かすというのはおかしい』と話してくれた」などとの報告もありました。
参加者らは「東海第2の再稼働反対。今すぐ廃炉」、「日本のどこにも原発いらない」などと唱和しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2017年11月12日付より転載)