茨城県知事選 新婦人、電話かけに奮闘

取手 女性の力発揮

茨城県取手市の新日本婦人の会(新婦人)取手支部は連日、知事選での鶴田まこみ候補の勝利をなんとしても勝ち取ろうと電話での対話、駅頭宣伝などの支持拡大に奮闘しています。
新婦人茨城県本部は、日本原子力発電東海第2原発の再稼働にきっぱりと反対を掲げる鶴田候補を支援する「いのち輝くいばらきの会」の構成団体です。
同会取手支部長の山口ひろ子さんは、「鶴田候補は演説でファンを増やす。小さな命を守ってきた実力と魅力的な人柄を、多くの人に知らせたい」と早朝の駅頭ビラ配布や電話かけに力を入れています。
8月19日の電話かけでは、同会員の所美江(ところ・みえ)さんが「ブレずに原発反対の鶴田候補を。投票率が上がれば、女性知事は夢じゃないのよ」と話すと、創価学会員の友人からも電話があったという女性は「大井川候補を頼まれたけれど、鶴田候補を支持します」と約束しました。
この間、建設業界の“企業戦士”だった男性やタクシーの運転手から「政治の見方が変わってきた。妻にも鶴田候補のことは話しておく」「女性がいいよ。自民党ではもうだめだ」などの反応も返ってきています。
取手市では、3・11後の原発反対の金曜日行動、戦争法廃止の19日行動が地道に取り組まれてきました。同会員の鈴木尚子さんは、受話器をにぎりながら「幅広い人が参加している面白い選挙。支持をもっと増やして、鶴田候補の地元の県南から、新しい大きな流れをつくりたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2017年8月20日付より転載)

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