茨城県議会 大型開発優先の予算案 山中たい子議員が批判

茨城県議会第1回定例会は最終日の3月22日、新年度一般会計、特別会計、企業会計の各予算関係議案、条例案などを可決し閉会しました。
一般会計予算案(修正案を除く原案)は日本共産党以外の全会派の賛成で可決。
日本共産党県議団(3人)が提出した「『共謀罪』法案の撤回を求める意見書」、「福島第1原発事故被災者への支援継続を求める意見書」は、いずれも日本共産党以外の全会派の反対で否決されました。
日本共産党の山中たい子議員は採決に先立つ討論で、一般会計予算案について、高校卒業までの医療費助成や保育士の処遇改善などに背を向けていると指摘。
その一方、▽茨城空港と常磐道を結ぶアクセス道路建設▽茨城空港就航対策▽八ツ場ダム建設、霞ヶ浦導水事業などの水源開発に優先的に巨費を計上し、大型開発優先の姿勢を示している─と批判し、一般会計予算案に反対しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2017年3月25日付より転載)

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