平和を願う声ひびく 茨城・百里初午まつり
茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地に隣接する百里平和公園で2月11日、恒例の百里初午まつりが開かれ、県内外から平和を願う人々が集いました。
「自衛隊は憲法違反」とたたかってきた百里基地訴訟弁護団長の内藤功弁護士があいさつし、百里基地反対闘争の歴史を詳しく紹介。
「百里のたたかいは、『憲法守れ、戦争許すな』の一点での団結を大事にした運動」と力説し、「戦争への道を許さないために、市民と野党の共同をしっかり確立し、安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。
平和・民主団体の代表もそれぞれ、戦争法や憲法9条、「共謀罪」法案準備などにふれながら、安倍政権の打倒に向けてたたかう決意を表明。
日本共産党の大内久美子県副委員長(衆院北関東比例・茨城1区予定候補)は、「国民の声は一切聞かないで、日米同盟だけを最優先させる安倍政権をやめさせ、平和を守ろう」と訴えました。
参加者らは、たたかう決意を示した「アピール」を採択するとともに、会場内でなごやかに交流。平和のうたごえも響き渡りました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2017年2月14日付より転載)