戦争法廃止へ 茨城3区市民連合が発足 小さな動きを大きな流れに
次期衆院選茨城3区で野党統一候補の擁立を実現し、その勝利をめざしてたたかう「市民と野党をつなぐ茨城3区市民連合」が1月29日、発足しました。
取手市内で開かれた結成のつどいには約280人が参加し、結成宣言を採択しました。
これで県内7小選挙区のうち、「市民連合」が結成された選挙区は3つになりました。
記念講演した舟山やすえ参院議員(山形選挙区選出)は、環太平洋連携協定(TPP)や年金カット法、カジノ解禁推進法などを数の力で強行した安倍政権に「NO!」を突きつけるために、野党が共闘してたたかう必要性とその積極的意義を強調。
「市民連合の結成で大きな枠組みがつくられたが、身近なところで、みずからが声をかけ、小さな動きをたくさんつくることが大事」と述べました。
そのうえで舟山氏は、「安倍政権は保守ではなく、“こわし屋”だ」と述べ、「農業や地域を守ってほしい」など、保守層のまともな願いも踏みにじっている安倍政権の非道さを告発。
「小さな動きをたくさんつくり、大きな流れにつなげていただきたい」と呼びかけました。
日本共産党の小林きょう子氏(茨城3区予定候補)、社民党取手支部長の染谷茂夫氏、自由党の小沢一郎代表を支援する畑静枝氏がそれぞれあいさつしました。
【衆院茨城3区】
守谷市、取手市、龍ケ崎市、牛久市、稲敷市、阿見町、美浦村、河内町、利根町
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2017年2月1日付より転載)