茨城・つくば市長選、市議選 11月6日告示 共産党演説会での訴え

茨城県つくば市で、市長選と市議選(定数28)が11月6日告示・13日投開票でたたかわれます。
日本共産党は、市長選ではいがらし立青氏(38)を幅広い市民や市議会野党会派とともに支援し、市議選では、現職2人、新人1人を擁立して現有3議席の確保をめざします。
10月8日に穀田恵二衆院議員・党国対委員長を迎えて開かれた共産党演説会での訴え(要旨)を紹介します。

市民の“悲鳴”受けとめ いがらし立青氏(38)

地域を歩くなかで、「年寄り同士で介護しなくちゃいけなくて、もう限界」「保育園に入れず、仕事に復帰できない。仕事に復帰できなければ、生活していけない」と悲鳴のような声を聞きました。
市民生活無視の政治から市民第一の市政へ変えたい!この思いで挑戦します。
昨年の総合運動公園計画に反対する「市民の会」共同世話人をつとめ、共同の力で計画を白紙撤回させました。
市民によりそう共産党市議のみなさんと共に、つくばの新しい一歩を踏み出すため頑張ります。

住民・野党の運動加速 滝口隆一市議(68)

総合運動公園計画に市民が怒りの声をあげ、昨年8月の住民投票で計画はストップ、さらに市長を退陣にまで追い込みました。市民が市政を大きく動かしています。
住民投票条例づくりで、党市議団は保守系を含む各会派に協力・共同を呼びかけ実現。住民投票の結果は8割が「反対」。計画を白紙撤回させました。
この野党と住民の運動をさらに加速させようと、保守系を含む諸会派が、いがらし市長を実現しようとまとまっています。市民の力が集まれば、市政は変えられます。

憲法生きる政治目指す 橋本けい子市議(62)

市は、高齢者の安否確認事業を有料化し、子育て世代には学校給食費の月額1人平均500円の値上げを強行しました。
私は、市民に寄りそう市政に変えたい。子どもの医療費無料化を高校卒業まで広げ、1回600円の窓口負担をなくします。
障害のある子の母として、戦争の風潮と、相模原の障害者施設で起きた事件とは、人の命も尊厳も軽んじるところでつながっていると危惧します。安保法制の廃止、憲法が生きる政治の実現を目指して頑張ります。

希望の未来つくりたい 山中まゆみ氏(38)

安倍政権が進める政治に、いてもたってもいられず、保育園のママたちと「安保法制に反対するママ・パパの会」をつくりました。全国で広がる市民運動を肌で感じました。
私は子どもたちのために、希望ある未来をつくりたいと、このたび市政への挑戦を決意しました。
市長は、民間保育園への補助をわずか3年でゼロにしました。これを復活させます。
学童保育の場所も足りません。市が学童保育を運営・管理していく方向へ力を尽くします。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年10月28日付より転載。つくば市議選についてはこちらからご覧ください

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