すべての原発廃炉に 小林きょう子候補、村上達也元村長が演説 茨城・東海村
日本共産党の小林きょう子参院茨城選挙区候補は6月28日、東海第2原発を抱える東海村で、東海村の元村長、村上達也さん(「安保法制廃止・立憲主義の回復を求める茨城県市民連合」共同代表)らの応援を受け、支持を訴えました。
小林候補は、戦争法の廃止や環太平洋連携協定(TPP)の国会批准ストップなどを力説し、原発再稼働を推進する安倍政権を批判。
老朽化した東海第2原発を含め、全国すべての原発の廃炉を訴え、「地域の実情にあった再生可能エネルギーに転換しましょう」と強調しました。
戦争法を強行し、改憲をねらう安倍政権について、村上さんは「戦前の日本に戻そうという恐ろしい政権」と指摘。
「安倍政権を打倒するために日本共産党に1票を入れましょう」と述べました。
そのうえで、「その1票は単なる1票ではなく、2票、3票もの価値がある」と力を込め、「小林さんが当選すれば政治は変えられます。比例区でも日本共産党に票を入れてもらいたい。前村長として村民のみなさんにお願いします」と呼びかけました。
演説を聞いていた女性(64)は、「日本は“地震大国”なので、原発は危険。『3・11』で被災した東海第2は廃炉以外にない」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年6月30日付より転載。動画はこちらから)