水戸・新市民会館建設 投票条例案否決に抗議 「市民の会」声明
水戸市が再開発事業で建設を計画している巨大な新市民会館(収容人員3,700人、総事業費300億円以上)の賛否を問う投票条例案を市議会臨時会が否決した問題で、条例制定を求めていた「市民の会」は5月17日付で、否決に抗議する声明を出しました。
「声明」は、条例案を否決し市民参加の機会を奪った議会に対して、「歴史的な失敗」だと批判。
「条例は必要ない」との意見を述べた高橋靖市長の政治姿勢については、「住民投票を実施すれば、計画反対の市民が過半数となることをおそれているとしか思えない」と指摘しています。
そのうえで、今後も計画の白紙撤回・見直しを求めるとともに、市民の望む市民会館をめざして運動を続ける決意を表明しています。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年5月22日付より転載)