「再稼働絶対認めない」 いぬいやすよ氏励ますつどい 茨城・東海村長選

8月31日告示(9月5日投開票)の茨城県東海村長選で「いのち輝く東海村の会」が擁立する元茨城大学教授のいぬいやすよ氏=無所属新、日本共産党は自主支援=を励ますつどいが8月21日、東海村内で開かれました。

日本共産党の大名美恵子村議と無所属の阿部功志村議らが参加しました。

「いのち輝く東海村の会」の塚原千枝子代表は、いぬい氏の出馬表明以降、東海第2原発の廃炉を求める声が寄せられているとし、「村長に押し上げたい」とあいさつしました。

村上達也元東海村長が駆け付け、事業者の日本原子力発電を「財務的にも土壇場で背水の陣にある会社だ。(従業員は委縮し)事故が起きても外に知らされなくなると懸念している」と述べた上で、「村長選に女性が名乗りを上げたのは初めて。いぬいさんが表明したのは画期的で、女性がトップに立ち政治を変えてくれるのは有難い」と激励しました。

いぬい氏は、「東海第2の再稼働を認めるか認めないか、男性優位の政策システムを転換するかどうかの選挙だ」と表明。
女性の声を反映する村政が必要だと力説し、「廃炉後の村のあり方を考え、福祉日本一の村にする。再稼働は絶対に認めない」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2021年8月24日付より転載)

おすすめ