自民党の敗北へ参院選たたかう 水戸で学習会
「憲法を守り生かす茨城ネットワーク」は2月27日、水戸市内で「戦争法はなにをもたらすか」と題した学習会を開き、約60人が参加しました。
半田滋氏(東京新聞論説兼編集委員)が講演し、「安倍首相は戦後体制を否定し、“美しい国”(戦前の日本)の再現をねらっている」と指摘。
安保法制(戦争法)やTPP(環太平洋連携協定)などの問題にふれ、「安倍政権は、日本をアメリカに差し出すようなもの」と述べました。
安保法制の施行で、軍事費を調達するために増税する政治がすすめられる危険性を強調。
今夏の参院選で自民党が敗北すれば、党内から“安倍降ろし”の声がわき起こってくるとの見方を示し、野党が力を合わせて参院選でたたかう必要性を訴えました。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年3月4日付より転載)