地域から運動を前へ 憲法ネットいばらきが総会 水戸

「憲法を守り生かす茨城ネットワーク(憲法ネットいばらき)」は12月20日、水戸市内で第13回総会を開き、新たな活動方針を決めました。
講演した清水雅彦・日本体育大学教授は、党派や組織の違いを乗り越えてとりくまれた戦争法反対の「総がかり行動」の画期的な意義を強調。
「『軍隊のない国』になるのか、『普通の国』になるのかが問われている」と述べ、地域からの「総がかり行動」や野党の共同で戦争法の発動を許さない運動の前進をよびかけました。
清水氏は、憲法前文が「全世界の国民が…平和のうちに生存する権利を有する」と述べていることに着目する大切さを指摘。
「積極的平和主義であり、“一国平和主義”などではない」と訴えました。
総会では、▽戦争法廃止の2000万署名を推進する▽来年の参院選と次期衆院選で戦争法に賛成した議員を落選させ、戦争法の廃止と立憲主義の政府をめざす─との方針を確認しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年12月23日付より転載)

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