自公を少数派に 茨城・取手で演説会 市田忠義氏ら
日本共産党茨城県委員会は12月12日、取手市で市田忠義副委員長・参院議員を迎えて演説会を開きました。
安倍政権打倒の共同を呼びかける市田氏の訴えに、「そうだ」の声がかかりました。
市田氏は、戦争法の強行、環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意、原発再稼働の問題で憲法も暮らしも破壊する安倍政権の暴走政治を告発しました。
戦争法廃止の国民連合政府や野党の選挙協力をめぐる動きを報告した後、消費税増税の問題に話を進め、「安倍政権と自公のいう『軽減税率』は、一部品目の据え置きだけで、実際は4.4兆円の増税を庶民に押し付けるものです。消費税増税はきっぱり中止すべきだ。増税中止の願いをこぞって共産党に寄せてください」と訴えました。
来年1月17日告示(24日投票)の取手市議選について、「国政選挙で自公勢力を少数派に追い込むためにも、取手市から共産党躍進の流れをつくろう」と呼びかけました。
おくだ智子氏(参院比例予定候補)のメッセージが紹介され、小林きょう子党県TPP・農業対策部長(参院茨城選挙区予定候補)が「憲法守れ、TPP大筋合意撤回の声を広げる」と訴えました。
取手市議選に挑む加増みつ子市議、遠山ちえ子市議、せきど勇市議、小池えつ子市議がそれぞれ決意表明しました。
(「しんぶん赤旗」 2015年12月13日付より転載)
TPPからの撤退を 茨城選挙区 小林きょう子氏の訴え
6月から全県を歩く中、常総市の水害には、国の堤防整備のずさんさ、大型開発優先で国民の安全・安心は守らない政府に怒りを感じています。
被害者の方々と力を合わせ、全面補償を実現させます。
私の父は、17歳で朝鮮に渡りました。
ソ連軍に捕まるなどした経験から「戦争は絶対だめだ」と、亡くなるまで言っていました。私の平和の原点です。
戦争法廃止の国民連合政府実現、憲法守れの声を広げます。
茨城は全国第2の農業県です。
TPP(環太平洋連携協定)は、地域経済の深刻な落ち込みにつながると、JA県中央会の専務が怒っていました。
TPP「大筋合意」撤回、廃止へ運動を起こそうではありませんか。
(12月12日、茨城県取手市の演説会で。「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年12月16日付より転載)