「雑音に勝ち野党共闘を」 茨城県内有識者と市田忠義副委員長が懇談
日本共産党の市田忠義副委員長(参院議員)は12月12日、戦争法廃止の「国民連合政府」提案について、茨城県内の有識者と懇談しました。
この日、取手市内で開かれた演説会に先立ち行われたものです。
懇談には、土浦市在住の二見伸明氏(元公明党副委員長)、市川紀行氏(戦争をさせない茨城県1000人委員会世話人、元美浦村村長)、宇津野登久子氏(戦争法撤回を求める取手文化の会呼びかけ人、元大学教員)、遠藤俊夫氏(総がかり取手行動実行委員会委員長、元藤代町公民館館長)、谷口公氏(元日本教職員組合本部役員)、中山熙之氏(阿見町九条の会事務局長)、福田勝夫氏(土浦革新懇代表世話人)が出席しました。
二見氏は、「来春の北海道5区の衆院補選で、いろんな雑音をふりはらって野党がまとまってほしい」と要望しました。
市川氏は、国民連合政府の提案について「これだと思った。安倍政権は、戦後唯一のならず者内閣」とのべました。
宇津野氏は、「提案は、目を見張る思い。戦争がおこれば、基本的人権がふみにじられる」と語りました。
取手市で総がかり行動として5回の集会・デモにとりくんできたと紹介した遠藤氏は、「提案実現へ、市民が全国でもりあげていけたら」とのべました。
市田氏は、「国民連合政府の提案を実らせるのは容易ではありませんが、大義のある中身です。われわれもがんばります。世論と運動で後押しをしていただきたい」と呼びかけました。
日本共産党からは田谷武夫茨城県委員長、小林きょう子党県TPP・農業対策部長(参院茨城選挙区予定候補)が同席し、塚越恵子元県議が司会を務めました。
(「しんぶん赤旗」 2015年12月13日付より転載)