町財政は暮らしに 大久保ひろ子氏が訴え 塩川衆院議員を迎え町政報告会 茨城・八千代

11月10日告示(15日投票)の茨城県八千代町議選(定数14)で、大久保ひろ子氏(68)=現=の必勝を期す日本共産党後援会は10月31日、塩川鉄也衆院議員を迎えて町政報告会を開きました。

塩川鉄也衆院議員や聴衆の激励を受ける大久保ひろ子町議(右から)=10月31日、茨城県八千代町

塩川鉄也衆院議員や聴衆の激励を受ける大久保ひろ子町議(右から)=10月31日、茨城県八千代町


大久保氏は前回選挙で議席を失い、今年1月の町議補選(欠員1)で無投票当選し、議席を回復しました。
大久保氏は、9月の記録的豪雨による農作物などの被害調査に奔走したことを報告。
「戦争法を強行し、農業を壊すTPP(環太平洋連携協定)参加に突き進む安倍政権は一日も早く終わらせましょう」と力説しました。
そのうえで、町がくらし・福祉を削り、9億円の財政調整基金をため込んでいることを指摘し、「財政は町民のくらしを守るために使うべきです」と主張。
国保税の1世帯年1万円の引き下げや住宅リフォーム助成制度の復活、高校卒業までの子どもの医療費の完全無料化などの公約を示し、実現に全力をあげる決意を表明しました。
塩川氏は、共産党が提唱した戦争法廃止をめざす「国民連合政府」構想への共感が広がっていることを紹介。
「町議会に共産党の議席があるのと、ないのではまったく違う。大久保さんをぜひ議会に送っていただきたい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年11月4日付より転載)

おすすめ