「戦争法廃棄派勝利を」茨城・九条の会 県連絡会設立で
「九条の会茨城県連絡会」の設立を記念するつどいが11月1日、つくば市内で開かれ、会場を埋めつくした1,000人余の参加者は「来夏の参院選で戦争法廃棄勢力を勝利させよう」と呼びかけたアピールを、満場の拍手で採択しました。
憲法学者で慶応大学名誉教授の小林節さんが、来夏の参院選に言及し、「『安倍ちゃん(首相)、気持ち悪い』という空気が日本中にまん延している。野党がまとまれば勝てる」と力を込め、元公明党副委員長の二見伸明さんは、「政党の中には共産党と共同すると保守層が逃げるという人がいるが、保守の人だって安保法(戦争法)に反対している。安倍首相は保守ではなく国家主義者だ」と指摘しました。
筑波大学院生で学生団体SEALDs(シールズ)のメンバー、諏訪原健さんは、「次の参院選で“ねじれ”をつくるために、野党が共同することが必要だ、ということを社会にアピールすることが大事になっている」と訴えました。
医学生の女子は「医療と命を脅かす安保法は本質的に相いれない」と主張。
女子高校生は「憲法をもっと勉強して、日本の平和が続くようにいろいろな活動をしていきたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」 2015年11月3日付より転載)