茨城民医労がスト実施 全国統一行動に呼応

茨城民主医療機関労働組合(茨城民医労)は3月14日、日本医療労働組合連合会(日本医労連)の全国統一行動に呼応して、団交の結果にかかわらないストライキを、4年半ぶりに午前8時30分から50分まで実施しました。

ストライキ開始前の8時から、執行委員が分担して外来や入院の患者にビラ配布で告知してから集会。患者からは「ストライキがんばれ」と激励がありました。

医療や介護など、ケア労働者は人手不足や厳しい労働条件の下で、安全で安心な医療や介護を実現するために連日奮闘しています。

その中で、2024年の診療報酬は連続のマイナス改定となり、医療機関全体の体制維持は課題となっています。しかし診療報酬に職員のベースアップ分を盛り込んだのは労働組合の運動の結果でもあり、春闘では人員増や労働環境改善へ大きなたたかいとなります。

4年半ぶりのストライキ実施について、岡倉宏之執行委員長は、「要望を実現していくためには、声を上げ行動をおこすことが大事。執行委員会のチームワークもよく、たくさん参加してくれて今後のたたかいの弾みになった」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2024年3月19日付より転載)

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