違憲立法許さぬ 九条の会講演会 茨城・牛久

茨城県牛久市の九条の会は9月26日、9周年記念の集いとして、東京大学名誉教授の宮地正人氏を迎え、「戦後70年と日本国憲法」と題する講演会をしました。150人余が参加しました。
宮地氏は、戦争法について「憲法違反であり到底許せない」と批判し、戦争法が違憲立法であることを詳しく解説しました。
戦争法廃止の運動を進める上で、「世界史の中で日本国憲法がどのように生まれてきたかを知ることが大切だ。そして、日本がいまアメリカから何を求められているかを見定めなければならない時に来ている」と指摘し、戦後の憲法と日米関係の歴史について話しました。
最後に宮地氏は、「残念無念と言ったが、決して落胆したりあきらめたりはしていない。多くの人が立ち上がり新たな動きが生まれてきている」と述べました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年10月1日付より転載)

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