旧動燃の職場差別告発 4原告支援する会発足 茨城・東海

茨城県東海村で7月19日、旧動燃による不当差別の是正を求める訴えを今月6日に水戸地裁に起こした元職員ら4人のたたかいを支援する「動燃から続く不当差別是正訴訟を支援する会」の結成総会が開かれました。

裁判闘争への支援を訴える小松崎氏、高野氏、椎名氏、菅原氏(右から)=7月19日、茨城県東海村

裁判闘争への支援を訴える小松崎氏、高野氏、椎名氏、菅原氏(右から)=7月19日、茨城県東海村


原告代理人の平井哲史弁護士は、旧動燃が職場の安全確保策などを求めた職員に対して「非良識派」などのレッテルをはり、処遇を差別した事実が、入手した内部資料で裏づけられたことを報告。
差別は、現在も組織統合で発足した独立行政法人・日本原子力研究開発機構に引き継がれていることの重大性を指摘しました。
原告の高野真一氏、菅原薫氏、小松崎賢治氏、椎名定氏がそれぞれ差別を受けてきた事例をリアルに語り、裁判闘争への支援を訴えました。
茨城労連や科学技術産業労働組合協議会(科労協)、日本国民救援会などの代表がともにたたかう決意を表明しました。
総会は会則などを承認し、役員を選出。
会長に越後谷進一氏(原研労組委員長)を選びました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年7月23日付より転載)

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