メーデー 平和・暮らし 団結の力で 労働法制改悪ダメ 茨城

第86回メーデーが5月1日、各地で多彩に開催されました。
総選挙に続いて、いっせい地方選で日本共産党が大きく躍進するなかで開かれた今年のメーデーは、安倍政権が進める「戦争立法」を許さず、暴走政治ストップを正面から掲げ、暮らしと命を守り、人間らしく働けるルールの確立をめざして、共同を広く強固にする決意にあふれました。


茨城県中央メーデー集会は、新緑に包まれた水戸市の千波公園で開かれました。
主催者あいさつした工藤睦宏実行委員長代理(茨城労連副議長)は、安倍政権がねらう「戦争する国づくり」のための「戦争立法」や「残業代ゼロ」「生涯派遣」などの労働法制改悪阻止を力説。「職場・地域から、たたかいを広げていこう」と呼びかけました。

「日本を戦争する国にするな」「労働法制の改悪反対」「東海第2原発を廃炉に」などの訴えを掲げる法律事務所の職員=5月1日、水戸市

「日本を戦争する国にするな」「労働法制の改悪反対」「東海第2原発を廃炉に」「冤罪事件の救済を」などの訴えを掲げる法律事務所の職員=5月1日、水戸市


日本共産党県委員会を代表して大内久美子副委員長が来賓あいさつ。
いっせい地方選で日本共産党が前進したことなどを報告し、ともにたたかう決意を述べました。
各労組、民主団体がそれぞれ持ち寄った要求の実現をめざして運動を進めていく立場を表明。
東海第2原発の廃炉やTPP交渉からの撤退、社会保障制度の改悪反対などをアピールしました。
集会参加者は「集団的自衛権の行使反対」「労働者を使い捨てにするな」などの唱和を繰り返し、デモ行進しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年5月2日付より転載)

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