「憲法フェスティバル」 高遠菜穂子さんが講演 水戸
茨城県の「2015年憲法フェスティバル」は5月3日、水戸市の千波公園で開かれ、県内から約1,300人が集いました。
同フェスティバル実行委員会の田村武夫代表は、アメリカに「戦争立法」の成立を約束した安倍首相を糾弾。
「なんとしても成立を阻止し、廃案に追い込むために行動しましょう」と呼びかけました。
イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんが「イラクから見た日本~暴力の連鎖の中で考える平和憲法」と題して講演。
「ISはイラク戦争の産物。日本はISとたたかう国に『人道支援』で2億ドル拠出するというが、現地では額面通りに受け取っていない」と指摘。
「憲法9条を守り、世界に向けてアクションを起こしていきましょう」と訴えました。
県原爆被爆者協議会の副会長をつとめている茂木貞夫さん(82)は、「広島で被爆しました。戦争はあってはならない。憲法を変えるなどというのは論外だ」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年5月9日付より転載)