平和誓い 百里初午まつり 茨城・小美玉

茨城県小美玉市にある航空自衛隊百里基地に隣接する百里平和公園で2月11日、恒例の「百里初午(はつうま)まつり」が盛大に開かれ、県内外から多くの人たちが集いました。

「戦争は許さない」「安倍亡国政治を追いつめよう」と決意を新たにする「百里初午まつり」参加者たち=2月11日、茨城県小美玉市

「戦争は許さない」「安倍亡国政治を追いつめよう」と決意を新たにする「百里初午まつり」参加者たち(奥は百里基地)=2月11日、茨城県小美玉市


地元の百里基地反対同盟の梅沢優さん(65)は歓迎あいさつの中で、軍拡路線を強める安倍政権を批判するとともに、百里基地と「共用」化された茨城空港に就航し、経営破綻したスカイマーク社の利用促進策を打ち出した県政の責任を厳しく指摘しました。
「自衛隊は憲法違反」とたたかってきた百里基地訴訟の内藤功弁護団長は、戦後70年の今年、安倍内閣の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」や「イスラム国」、沖縄の反基地闘争など激動の情勢のもとで、「平和へのたたかいは困難もあるが、展望もある」と強調。
「百里闘争の歴史と憲法の持つ力をしっかり確認し、戦争は許さないという決意を固め合いましょう」とよびかけました。
平和・民主団体、労組など幅広い団体の役員があいさつ。
日本共産党の江尻加那県議、上野高志県議がそれぞれ、ともにたたかう決意を述べました。
(「しんぶん赤旗」 2015年2月12日付より転載)

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