核兵器廃絶へさらに 茨城県原水協が総会

原水爆禁止茨城県協議会(茨城県原水協、加藤岑生会長)は5月26日、2019年度総会を開き、新年度の運動方針を決めました。

講演する日本原水協の前川史郎さん

講演する日本原水協の前川史郎さん(正面左)=5月26日、水戸市

「子どもの未来へ核兵器のない世界を」と題して講演した、日本原水協担当常任理事の前川史郎さんは、国連で採択された核兵器禁止条約をめぐり、「推進勢力と反対勢力がせめぎ合っている」と指摘。
破綻済みの「核抑止」論に固執する反対勢力に言及し、「禁止条約に対する敵意は条約の威力を示したものだ」と強調。核兵器廃絶を実現する上で、核保有国やその同盟国での世論と運動の発展が重要だと訴えました。

また前川氏は、「核軍縮の橋渡しをする」としながら、禁止条約とヒバクシャ国際署名に背を向ける日本政府を批判し、「軍事優先政策を即刻改め、憲法9条の平和原則を生かした政策を」と強調しました。

小学6年生の時に広島で被爆した茂木貞夫さん(85)=水戸市=があいさつし、「戦争の恐ろしさを子どもたちに伝えて、日本を戦争のない平和な社会にしなければならない」と訴え。日本共産党の江尻加那県議が来賓あいさつしました。

(「しんぶん赤旗」2019年5月29日付より転載)