人間らしく働くルールを 茨城労連が春闘方針採択

茨城県労働組合総連合(茨城労連、榊原徹議長)は1月25日、水戸市内で第55回評議員会を開き、2015年国民春闘方針を採択しました。

2015年春闘方針を決めた茨城労連の第55回評議員会=1月25日、水戸市

2015年春闘方針を決めた茨城労連の第55回評議員会=1月25日、水戸市


春闘方針は内外の情勢を詳しく分析。
昨年末の総選挙や県議選の結果にもふれながら、「安倍政権にノーの声を」と強調。
▽労働者の賃上げと賃金の底上げ▽組織の拡大・強化▽人間らしく働くルールの確立と雇用の確保▽社会保障の充実▽「戦争する国づくり」反対▽原発ゼロ、東海第2原発の即時廃炉─などのたたかいに全力をあげることをうたっています。
討論では、各評議員が「介護報酬の引き下げは労働条件悪化と賃金引き下げを招く」(医労連)、「過酷なノルマと労働者間の競争で“自発的”な長時間労働に追い込まれている。労働時間の上限規制と罰則の強化が必要」(全労働)、「黙っていたら年金制度がなくなる。若い人も高齢者も安心できる年金制度をつくる運動を強めていこう」(年金者組合)などと発言しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年1月28日付より転載)

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