難病手当の復活 茨城・筑西市が検討約束 加茂市議に市長が答弁

このほど開かれた茨城県筑西市の6月議会で、日本共産党の加茂さちえ議員が一般質問にたち、難病手当の復活を求めました。
須藤茂市長は、復活を前向きに検討する考えを明らかにしました。
筑西市では、2013年度から難病手当(年額1万円)を廃止しています。
加茂市議は、「茨城県内全市町村での実施がようやく実現したものを筑西市が唯一廃止にしたことは、多くの難病患者の希望に反し、悲しませている。周辺市町村の廃止追随が懸念されると県難病団体連絡協議会(難病連)も事態を憂慮している」と難病手当の復活を求めました。
須藤市長は、「前市長のときに廃止されていた。県内で当市だけが廃止になっている。至急前向きに検討し、改善をしたい」と答弁。
加茂議員は、「他市町村では、金額的にかなり多いところもある。復活は患者にとっても励みになるが、同額でなくさらに上積みすることもぜひ検討を」と求めました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年6月24日付より転載)

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