民主主義の政治守ろう 秘密保護法案廃案へ行動 茨城

“修正ダメ、廃案に” 水戸3時間宣伝
「原発事故の情報も隠されてしまう秘密保護法案は廃案に」─。
茨城県の「秘密保護法を作らせないネットワークいばらき」と、毎月第4日曜日に東海第2原発の廃炉などを訴えて活動している「さようなら原発!水戸アクション」は11月24日、水戸市のJR水戸駅南口で廃案をめざす宣伝署名行動を3時間にわたって繰り広げました。

「原発事故の情報も隠されてしまう秘密保護法案は廃案に」と訴える参加者=11月24日、水戸市

「原発事故の情報も隠されてしまう秘密保護法案は廃案に」と訴える参加者=11月24日、水戸市


この行動にはのべ約50人が参加。
谷萩陽一弁護士や田村武夫茨城大学名誉教授らが、国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法案の危険性を指摘。
「なんとしても廃案に追い込みましょう」とよびかけました。
署名に応じていた水戸市内の女性(27)は、「最近よく耳にする法律案なので調べたら、恐ろしくなりました。これは絶対廃案にしなければなりません。『修正』してもダメです」と力を込めました。
土浦市の男性会社員(40)は、「こんな法律ができたら、『テロ防止』という口実でなんでもやられてしまう」と危機感を募らせていました。
民主など代表も参加 牛久デモ行進
11月24日午後、茨城県牛久市の牛久駅東口広場で、「特定秘密保護法案に反対する牛久集会」が開かれ、約200人が集まりました。
実行委員会は、日本共産党の3市議のほか、民主、社民、新社会の各党代表・市議、市職労、各民主団体などで構成され、参加者は「秘密保護法は廃案に」などと唱和しながら近くの公園までデモ行進しました。
集会では、共産党の利根川英雄市議団長が法案の危険性を指摘し、「廃案のためにみなさんとともにがんばる」と決意表明しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年11月26日付より転載)

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