茨城県議補選 冷たい政治転換へ 小池氏、鈴木予定候補を応援 筑西
茨城県知事選(9月8日投票)に伴う筑西市選挙区の県議補選(被選挙数1、8月30日告示)で日本共産党の小池晃副委員長・参院議員は8月25日、鈴木さとし予定候補(68)=新=の応援で筑西市内の街頭演説に立ちました。
県議補選は鈴木氏のほか、自民党市議の新人が立候補を表明し、一騎打ちの見込みです。
小池氏は、安倍自公政権が消費税増税やいっそうの雇用破壊を狙うなか、「こういうときに頑張らなければならないのが、茨城県政です」と強調。
老人福祉費も児童福祉費も全国最下位レベルと県民に冷たい県政を批判しました。
県議会では、共産党以外の「オール与党」が知事の大型開発推進に加担してきたと指摘。
「共産党を伸ばしてこそ住民の願いが届く。安心してかかれる新中核病院実現のために、党派を超えたご支持を」と述べ、前回467票差で次点となった鈴木氏の勝利のための幅広い支援を呼びかけました。
また、田中しげひろ知事候補への支持も訴えました。
市議時代から、地元に新中核病院をつくる運動の先頭に立ってきた鈴木氏は、「市内の救急医療体制を整備する上でも、新中核病院は必要」と力説。
環太平洋連携協定(TPP)反対や原発廃炉など「命を守る政治」に力を尽くすと決意表明しました。
(「しんぶん赤旗」 2013年8月26日付より転載)