「福島収束してない」 廃炉署名に男性 水戸駅前でアクション
水戸市のJR水戸駅南ロで7月28日、10人余が日本原電東海第2原発の廃炉を求める宣伝署名行動を繰り広げ、原発ゼロ社会をアピールする「さようなら!原発水戸アクション」に取り組みました。
毎週金曜日夜に日本原電茨城総合事務所前で東海第2原発再稼働反対などの行動に参加している中心メンバーが、「日曜日の駅利用者や買い物客、通行人にも訴えよう」と毎月第4日曜日に実施しているもの。
署名に応じた女子中学生は、「避難している福島の人たちがかわいそう。原発はない方がいいです」と話し、2人の女児を連れていた父親(34)は、「この子たちに放射能が影響するのか、しないのか本当に不安です。福島の事故は収束する見通しなんかないでしょう」と表情をこわばらせました。
買い物帰りの女性(67)は、「原発を動かすと核のごみが増え続けるだけ。孫子の代やこれから産まれてくる子どもたちに押しつけていいんでしょうか」と怒っていました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年7月31日付より転載)