茨城県議会が開会 私学助成拡充など3請願提出 江尻県議が紹介議員に

茨城県議会第4回定例会が12月6日に開会され、56億1600万円を増額した一般会計補正予算案などが上程されました。
台風13号により被災した事業者への補助金や道路、河川などの災害復旧対策費や、県植物園(那珂市)のリニューアル経費が計上されたもので、最終日の22日に討論、採決が行われます。

日本共産党の江尻加那県議が紹介議員となった請願は3件で、「私学助成の拡充を求める請願」(署名7,404人分)と「教育格差をなくし子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」(署名1,651人分)、「イスラエル・ガザの即時停戦へ外交努力を政府に求める請願」が提出されました。

議長への提出時に教育関係者から、「学費以外でも通学や部活などお金がかかる中、助成費増額は大きな支えになる」、「教員増員や少人数学級、特別支援学級を充実させてほしい」など、切実な思いが寄せられました。14日の委員会で審査されます。

開会日の本会議で、江尻県議は2022年度一般会計等の決算認定の反対討論に立ち、水道料金や国保税の引き下げ、県民の安全安心を支える施策の拡充を求めるとともに、東海第2原発の廃炉を主張しました。

(「しんぶん赤旗」2023年12月8日付より転載。開会日討論[要旨]はこちらをご覧ください

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