「原発無くすまで」各地で金曜行動 茨城で怒り噴出

茨城県東海村の東海第2原発の廃炉や原発ゼロをめざす人たち40人余が7月26日、日本原電(原電)茨城総合事務所が入居する水戸市内の県開発公社ビル前で、49回目の金曜行動を繰り広げました。
参加者からは、東海第2原発の再稼働申請を表明している原電と、福島第1原発の汚染水が海に流出していることを、参院選が終わってからようやく認めた東京電力に怒りの声が噴出しました。
金曜行動に参加した「明るい民主県政をつくる会」の田中しげひろ知事予定候補は、東海第2の廃炉を求める30万人の署名に背を向け、国いいなりの橋本昌知事の姿勢を批判。
「県民の命がかかっている。廃炉こそ現実的。原発をなくすためにともにがんばりましょう」と訴え、拍手と鳴り物の音に包まれました。
日本共産党の江尻加那水戸市議は、県知事選(8月22日告示)に触れ、「橋本知事の言動を見れば『東海第2原発再稼働反対』の態度表明を求めるのは無理。知事を変えた方がいい」と力説しました。
東京からグループで参加した人たちは、「東京に一番近い原発は東海第2」「東京でも、もっと問題にされていいと思う」「反対してくれてありがとう」などと次々あいさつしました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年7月28日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )

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