参院茨城選挙区で公開討論会 小林氏「憲法の全条項を守り生かす」

参院茨城選挙区(定数2)の予定候補者による公開討論会(日本青年会議所茨城ブロック協議会主催)が6月27日夜、ひたちなか市文化会館で開かれ、日本共産党の小林きょう子予定候補は憲法を守ることなどを訴えました。
小林氏をはじめ、自民党・上月良祐氏、民主党・藤田幸久氏、維新・石井章氏、みんな・石原順子氏、諸派・中村幸樹氏が出席しました。

訴える小林氏=6月27日、ひたちなか市

「憲法を守り、生かすことこそ必要」と発言する小林氏=6月27日、ひたちなか市


安全保障政策について他党予定候補は、「日米同盟は基軸」(自民)、「日米同盟を深化させる」(民主)、「自国を守るためにはアメリカとともに毅然と対処する」(維新)などと日米安保の堅持・強化を主張。
これに対し小林氏は、「安保条約をなくし、軍事力に頼らない平和外交をすすめていく」と発言しました。
憲法について他党予定候補は、「適切な見直しは必要。時代に合ったように変える」(自民)、「震災では自衛隊が活躍した。国民的議論の絶好の機会」(民主)、「改正すべきテーマは自衛権、道州制、首相公選制など」(維新)、「憲法ができて60年以上。ニーズとともに変えていく」(みんな)などと述べました。
小林氏は、「自民党の憲法草案は“お国”のための人づくりをねらうもので、時代遅れだ」と批判。
「現憲法の全条項を守り、生かすことこそ必要」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年6月29日付より転載)

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